羽賀 哲二 資材運送部 部長

足場材や、解体作業で用いる機材、重機のアタッチメントなど、現場に必要な資材のオーダー管理や車両の手配、機材センターの管理などを行っています。

私が入職した当時のイガワはまだ正式な法人になる前の立ち上げの段階でした。そこに転職するということは自分の中でも大きな挑戦でしたが、年齢を考えるとそうした挑戦をすることも最後の機会になるかもしれないと思い、入職を決意しました。

運搬の業務は自分一人で車両を動かし対応しなければならない場面が多いですが、一方で関係各所と常に連絡を取り合い、チームとして動かなければならない点も多いです。最近では若い世代の職人が増えており、彼らがお互いに気の置けない仲間として公私ともに仲良くしている様子を見ると、とても頼もしく思います。

私個人としてはイガワに入ってから新しく取り組んだ業務が数多くありましたので、たくさんの技術や知識を学んできたという点で確かに成長してきたと感じています。ですがそれ以上に、会社の黎明期からともに携わり、苦楽を共にしてきた身としては、会社が成長していく様子を見ると、これまで歩んできた道のりが思い出され、感慨深い気持ちになりますね。

これまで一緒に働いてきた人の中でも、社長は突出して能力が高く、特に決断力や行動力に秀で、「この人と一緒なら前に進んでいける」と自然と思わせてくれる存在です。もちろん仕事の上では意見を戦わせることもありますが、これまで共に過ごしてきた経験は、イガワだからこそ得られた貴重な財産だと思います。

これからは今まで以上にイガワの名前が業界で轟き、他の会社から一目置かれるような存在になれるように、会社を成長させていきたいです。そのような目標を達成するためには何と言っても人材育成が重要だと思います。もちろん私たちも親切な指導を行っていきますので、これから入ってくる方には会社と一緒に自身も成長していくんだという意識を持ってもらえると嬉しいです。

大きな失敗とは少し違いますが、建設作業の中では細かいミスはどうしても防ぎきれないものです。起こってしまったミスは仕方がないので、ミスというマイナスをプラスに持っていくことを常に意識し、最短かつ最善の対処方法を見つけられるよう、速やかに対応することが大事だと思っています。

10年後には私は職人としては引退しているかと思いますが、その頃には今指導している部下が大きく成長し、上司として会社を引っ張っていく存在となっていると嬉しく思います。

自身の成長は会社の成長に繋がり、会社の成長は自身の生活の豊かさや幸福として返ってくるものです。イガワはまだ若い会社で、今後の伸びしろも沢山あると思いますので、若い世代の方には協力しあって一緒に会社を育てていってもらいたいと思います。